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めぐり、あう。

喜田洋のうんちく代表者ブログ

2023年11月5日

うんちく・ストーリーを楽しみながら熊野古道をガイドします

私は定期的に熊野古道を歩いています。やはりガイドという仕事をしていますので、お客様より歩けないと恥ずかしいので、トレーニングを兼ねて歩いています。

先日も伊勢路(志古→万世峠→小雲取越合流→請川)を歩きました。熊野古道伊勢路のこのコースは、あまり道しるべが整理されておらず、実際に一度路を間違えて、途中でさらに2回くらい迷いそうになりながら、何とか歩くことができました。一応、熊野古道のメインとなるコースは一通り歩いており、その模様はYoutubeにもアップしています。

実は、私は登山やハイキング、ウォーキングは若いころから好きではありませんでした。興味が全くありませんでした。当初は熊野古道に関する知識もなく、そのウォーキングはものすごく簡単でハイキング程度にしか考えていませんでした。

いざ歩いてみると、なかなか大変なウォーキングではありませんか。1000メートル以下の山々の連続登山であり、登っては下りの繰り返しなので、想像以上にキツイなと感じました。中にはものすごく厳しい登り路もあり、ハアハアと言いながらもなんとか歩き切りました。正直なところ、熊野古道を歩こうなんて言い出さなければ良かったと少し思いました。(笑)

まあそれでも一度歩き始めてしまうと、途中で諦めるのは嫌なので、メインとなる一通りのコースは歩きました。ただ歩くだけなら大変でしんどいと思うのですが、自分なりに歴史やストーリーを調べて熊野古道を歩くと、意外にもこれがまた楽しいのです。熊野古道は歴史上の有名人が多く歩いていますので、歴史が好きな方であれば、なかなか楽しいウォーキングになると思いますよ。

 

例えば、以下のようなことを想像しながら、実際に歩いてみると面白かったりします。

①陰陽師である安倍晴明がなぜ熊野詣に訪れたのか? そのたどった熊野古道のルートは? どこで修業をしていたのか?
②藤原秀衡はなぜわざわざ奥州から熊野詣にやってきたのか? その道中で起こったハプニングとは?
③和泉式部が途中離脱しそうになった訳とは? 無事に熊野本宮大社に到着できたその理由とは?
④後醍醐天皇が承久の乱を起こす前に詠んだ句の意味とは? なぜここで詠んだのか?

これは一例ですが、熊野古道には実際に上記のようなエピソードや伝説が存在しており、その場所に行かないとイメージが湧いてきません。頑張って歩いて、その場所から想像を巡らせてみると、こうだったのかな、ああだったのかなと、イメージがどんどん広がっていきます。

もちろん、私はガイドですので、お客様の熊野古道ウォーキングのガイドもいたします。熊野古道はただ歩くと、とても辛いだけのようにも感じられるので、歴史のうんちくやストーリーを楽しみながら、色々なその土地の情報を話しながら、「へー、そうなんだ」と色々と学びながら、熊野古道を歩いたほうが、ただ歩くよりも楽しいのではないでしょうか。

さらにもう一つの魅力は、季節の良い時期ですと、熊野古道を歩いて汗はかくのですが、それがとても心地良いのです。まさに「ウォーキング&ヒーリング」。その心地良い疲れと緑に癒される感じをぜひ皆さんにも味わってほしいと思います。

 

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